東雲区では、毎年恒例となっているそば会を

4日(土)、東雲コミュニティセンターで開きました。

 

東雲区の今年度最後の行事は、そば会です。

寒くて家にこもりがちなこの時期にあわせ、

区民に体を動かしながら交流を深めてもらおうと、

20年以上前から行われています。

この日は、およそ13キロのそば粉が用意され、

区民およそ30人が二八そばに挑戦。

 

長年このそば会で指導係を務める

区民の原田徳子さんのほか、

公民館 副館長の日下部清司さんと、

ひばりヶ丘区に住む斉藤章さんが指導にあたりました。

3人の丁寧な指導を受け、参加者らは、次々とそばを仕上げていました。

 

このそば会の特徴は、キジの入ったそばつゆです。

区内に住む猟師の山田茂良さんが

前日に獲ったキジを使用しています。

キジから出た油がそばつゆの甘味を引き立て、

コク深い味わいとなります。

 

山田さんは参加者を喜ばせようと、キジ肉を塩コショウで炒めたものや、

熊肉や鹿肉をタレに付け込んだものなど、数多くのジビエ料理にも腕をふるいました。

 

1つのテーブルを皆で囲い、

和気あいあいと楽しむ東雲区のそば会。

区では、これからも区民同士が顔をあわせ、

親睦を深める場として続けていきたいとしています。