先月23日から小諸高原美術館・白鳥映雪館では、
「小山敬三記念小諸公募展」が開かれています。
先週3日には、入賞作品の表彰式が行われました。
小山敬三記念小諸公募展は、
小山敬三画伯の功績をたたえ、
芸術の振興を図ろうと毎年開かれているものです。
30回目となったことしの公募展には、
市内外から187点の応募があり、
会場にはそのうちの入賞・入選作品など
163点が飾られています。
表彰式には、各賞の受賞者をはじめ、
協賛企業の関係者などおよそ110人が集まりました。
審査員を代表して、
美術団体「一水会」常任委員の
廣畑正剛さんが講評を行いました。
小山敬三記念大賞には、
千曲市の中澤嘉文さんの
「古城のほとり」が選ばれました。
古城から臨む静かな山々を、
何層にも重ねた絵の具で緻密に表現しています。
見るほどに深みを増す、
モダンな色合いが高く評価されました。
また、小諸市在住の出品者は、
「市長賞」や「教育長賞」などに、
24人が入賞、9人が入選しています。
株式会社コミュニティテレビこもろ賞は、
市内に住む土屋和夫さんが受賞しました。
「小山敬三記念小諸公募展」は、今月27日(日)まで、
高原美術館・白鳥映雪館で開かれています。