さて、新しくなってから利用状況も好調だという

市立小諸図書館では、

現在、企画展示が行われています。

図書館の入口を入ってすぐの場所には、

現在、一昨年噴火した御嶽山に関するパネルが

多数展示されています。

これは、信濃毎日新聞社と小諸図書館が

共同で行ったもので、

飾られている写真は全て

信濃毎日新聞社から提供されたものです。

この他、災害関連の書物が並ぶコーナーにもパネルを展示。

図書館内で普段なかなか足を止めることが少ない場所にも

こうした展示を機に

多くの人に足を運んでもらいたいとしています。

その他、今の季節にピッタリな企画展も。

春の七草に代表される「セリ」。

皆さんは「バンカゼリ」という言葉も

耳にしたことはありませんか?

こちらの書物によると、「バンカゼリ」の「バンカ」というのは

小諸義塾で水彩画を教えていたことで知られる

画家の丸山晩霞に由来するそう。

晩霞がヨーロッパから持ち帰ってきたクレソンが

まるでセリのように見えたことから、

長野県では「バンカゼリ」という呼び方が広まっていった、

そんな歴史がこの企画展では紹介されています。

さらに、小諸図書館には、

新たにこんなコーナーも設けられています。

このコーナーでは、本だけでなく、

本をオススメしている人の紹介もあわせて行われています。

本を通して、人と人との繋がりを築きたいと願って

設けられたこのコーナー。

本はもちろん小諸で暮らす人の魅力にも触れられる

企画となっています。