11月29日(日)、田町区では、

毎年恒例のそば打ち会が開かれました。

この日会場となった田町区の公民館には、

およそ20人の区民が集まりました。

そばの打ち方を指導したのは、

田町区に住む掛川修二さんです。

掛川さんは、名古屋でそば店を営む義理の弟から

30年ほど前にそばの打ち方を学んだと言います。

以来、自身でも研究を重ね、

地域の人たちに度々そば打ちを教えてきました。

この日も熟練の手つきで蕎麦を打ちながら、

その途中途中で

集まった人たちに注意点などを説明していました。

掛川さんの実演を見た後は、

その他に集まった人たちが挑戦します。

皆、掛川さんにアドバイスをもらいながら、

見よう見まねで作業を進めていました。

新そばが美味しい時期に、うちたての蕎麦を楽しもうと

このそば会が企画されたのは およそ10年前。

それ以降 毎年欠かさずに続けられてきたということで、

中には慣れた手つきで作業を進める人の姿も見られました。

この日使われたそば粉は浅間山麓で採れたという地元産のもの。

区民たちが作業を進める会場は、

終始新そばの香りに包まれていました。