18日(日)

市内糠地にある西小諸活性化施設・みはらし交流館では、

年に一度の恒例イベント「収穫祭」が開かれました。

 

都市と農村の交流を図り、

地域の活性化の拠点を目指して開設された

西小諸活性化施設・みはらし交流館では、

地元糠地を始め、芝生田、井子の区民で作る

「西小諸活性化施設運営委員会」が中心となり、

施設開設の翌年からこの収穫祭を開いています。

5年目の開催となった今年は、

実行委員らが切り盛りする、

焼きそばやから揚げ、カレーライスなどの屋台の他、

収穫祭恒例となった「特製のしし汁」の振る舞いが

行われました。

この日のために特別に用意された「しし汁」は、

前日から、実行委員の女性たちが仕込んだもので、

400食の限定です。

訪れた人たちは普段なかなか味わえない「しし汁」を、

美味しそうな表情を浮かべながら、堪能していました。

この日は、地元西小諸地区の区民による、

農産物などの軽トラック市も行われ、

それぞれが自慢の野菜や果物を販売しました。

糠地で栽培されたリンゴは特に人気で、

試食をして気に入った品種のリンゴを

買い求める人の姿が多く見られました。

また、格安で販売された野菜も人気を集め、

祭開始直後から盛況だったようです。

その他にも、おこわやおやき、手作りのケーキなどを

販売する店もあり、

もりだくさんの内容に、

訪れた人たちも大いに楽しんでいた様子でした。

地元はもとより、東京など首都圏からの利用者も多く、

年間2300人以上が利用しているという

「みはらし交流館」。

施設を運営する「西小諸活性化施設運営委員会」では、

「今後も利用者を増やし

地域の活性化につなげていきたい。」としています。