明日10月1日から、 いよいよ予約制相乗りタクシー 「こもろ愛のりくん」の 試験運行がはじまります。

この業務を委託されている 株式会社まちづくり小諸では、 今月9月11日から7回に渡って コールセンターの オペレーターやドライバーなどへの 研修会を開いています。

26日(土)、 この研修会の一環として、 長野市にある 株式会社中央タクシーの会長、宇都宮恒久(うつのみや・つねひさ)さんを招いた講演会が開かれました。

 この講演会は、 10月1日の「こもろ愛のりくん」の運用開始を前に ドライバーやオペレーターの接遇への意識を高めようと、 株式会社まちづくり小諸の主催で開かれたものです。

この日はスタッフなど23人が参加しました。

この日講師を務めた宇都宮・恒久さんは、 年商18億円と長野県内で一番の売り上げを誇る タクシー会社、 株式会社中央タクシーで会長を務めています。

徹底的なお客様主義を掲げる中央タクシーのサービスは、 市民のために安全安心で 利便性の高い公共交通システム作りを目指す まちづくり小諸の理念と共通していることから、 宇都宮さんが講師として招かれました。

宇都宮さんは、「お客様が先、利益は後」をモットーとする 中央タクシーの理念や、  乗客の殆どがリピーターだという 中央タクシーの接客に関するエピソードを紹介。

「心配りある中央タクシーに乗って私は幸せ」だと書いた 葉書を送ってくれた 高齢の女性とのエピソードなどについて話していきました。

参加した人たちは、宇都宮さんの熱のこもった話しぶりに、 すっかり引き込まれているようでした。