先月末、小諸市には、200人を超える大学生たちが集まり、市内で視察などを行いました。
小諸市を訪れていたのは、明治学院大学の学生たちです。
島崎藤村が、小諸義塾で教鞭を執る以前、
明治学院大学で学んでいたという縁から、
小諸市では平成18年に明治学院大学と連携協定を結んでいます。
以来小諸市では、
明治学院大学と様々な形で連携をはかってきましたが、
去年からは、新入生の入学前研修として、
この時期に小諸市内で視察を行っています。
視察2日目の先月31日には、
ベルウィンこもろで座学が行われました。
この日は、地域で活躍する経営者の講演として、
長野県パトロールをはじめ、ブルーマリンスポーツクラブや
市内の福祉施設などを傘下に持つ、
株式会社HOPEの竹花長雅社長が登壇しました。
「競争社会において、生き残る企業、及びプロフェッショナルとして」と題して
講壇に立った竹花さんは、
自身の自己紹介として、
自分が新卒で入った会社のことや、
28歳で現在の会社の社長職に就いてからの出来事など、
体験談を交えながらわかりやすく話しました。
また、竹花さんは、社会をサバンナにたとえ、
「自分の身は自分で守らなくてはいけないなど」と学生たちに
訴えていました。
その他講義の中では、成功するための17か条として、
竹花さんが自身の信条を紹介し、
「幸せを高めたければまずは自分の力を高めることが必要だ」と
呼びかけていました。
講義の最後には、
歌詞に感銘を受ける曲として紹介された歌を
会場に集まった皆で歌いました。
この日は、この春から明治学院大学に入学する新入生144人と
2、3年生48人、それに教職員など
総勢202人が出席しており、
皆 肩を並べて思い思いに歌を歌っていました。