現在、小諸高原美術館・白鳥映雪館では、
今年市内の小学校を卒業する6年生たちの自画像が
展示されています。
「32歳の私は夢を叶えていますか?」
「結婚していますか?」「一生車を好きでいようぜ!」。
自画像の下に書かれているのは、
20年後の自分に宛てたメッセージです。
「20年後のわたしへ展」と題したこの展覧会では、
市内6つの小学校をこの3月で卒業する6年生
436人が描いた自画像が、
各学校のクラスごとに飾られています。
鉛筆や絵の具で思い思いに描かれた自画像の上には
今の自分を表すタイトルが。
下には20年後の自分への手紙が直筆で記されています。
この展覧会は、
子どものうちから美術館に親しんでもらおうと、
去年から開かれているものです。
小学6年生の節目に自分を見つめ直し、
将来の自分に想いを馳せる機会にもしようと、
現在の自分の自画像に
未来の自分への手紙を添えています。
手紙の内容は、未来の自分を励ますものや
夢が叶ったか、楽しんでいるかを問いかけるもの、
それに、貯金や健康を心配するものなど様々です。
「20年後のわたしへ展」は、4月19日(日)まで、
小諸高原美術館・白鳥映雪館で開かれています。