小諸市では、各保育園と一部の幼稚園で、
幼児期から楽しんで体を動かすことで心と体を育てようと、
昨年度から「運動遊び事業」を行っています。
20日(金)、美里保育園では、卒園を前にした年長児による
「運動プログラム発表会」が開かれました。
この日年長園児たちは、集まった保護者らを前に
運動遊びプログラムを通して学んだ鉄棒や跳び箱などを、
一人ずつ順番に披露していきました。
小諸市では、子どもたちの運動能力の向上や、
脳と心の発達に繋げようと、
昨年度から「運動遊び事業」に取り組んでいます。
このうち美里保育園では、
月に一度の運動保育士による巡回指導の他に、
毎朝1時間程度、全ての園児が一緒に運動することを
習慣づけています。
音楽やダンスを取り入れるなど、頭を使った運動を
日替わりで行っていることが特長です。
年長の園児による卒園前の発表会の開催は、
昨年度に続き2度目。
披露した運動の内容と順番は、
子どもたちが見てもらいたいこと、できるようになったことを
自分で考え、決めたものです。
自ら選んだ内容ということで、
皆、失敗しても諦めずにもう一度挑戦するなど、
元気いっぱいに取り組んでいました。
訪れた親たちは、子どもたちの姿に感動した様子で、
ポーズを取るごとに大きな拍手を送り、
熱心にビデオを撮るなど、
温かな眼差しで見守っていました。
会の終わりには、
園児たちに2年間の取組みをねぎらうメダルが贈られ、
皆嬉しそうな表情でメダルを見つめていました。