10日(火)、美南ガ丘小学校では、

20歳までの折り返しの年である10歳の節目を祝う

二分の一成人式が行われました。

 

会場となった美南ガ丘小学校の体育館には

ちょうど10歳にあたる4年生の児童とその保護者など、

およそ200人が集まりました。

この二分の一成人式は、10歳の節目の年に

これまでの日々を振り返ることで、

子どもたちに未来の人生への糧にしてもらいたいと

行われたものです。

クラス替えを前に、この一年間学年全体で学んできたことを

発表する機会にもしようと、

この日は保護者も招いて行われました。

 

式では、始めに子どもたちが一人一人、

自分が生まれた頃や小さかった頃のエピソードを

当時の写真と共に発表していきました。

発表を聞いた保護者たちは、それぞれ

子どもたちが小さかった頃を思い出しているようでした。

続いて、子どもたちは、全員で、

この一年学校で学んできた内容について紹介。

国語の時間に勉強した慣用句の意味や、

音楽の時間に習ったリコーダーの合奏、

それに社会科見学を通して身につけた知識などを

生き生きと発表していきました。

発表の中では運動会で取り組んだよさこいも披露され、

会場には子どもたちの元気一杯な声が響いていました。

一年の学習の成果を発表した後には、

子どもたちによって手作りの行燈が

ステージに並べられていきました。

この行燈には子どもたちが将来どんな人になりたいのかという

思いを込めた漢字一文字が書かれています。

ステージに行燈を並べ終えると、

会場の灯りが落とされ、行燈が灯されました。

ライトアップに続いては、子どもたちが、

行燈の漢字一字に込めた思いを発表。

将来への目標や決意の言葉を堂々と述べていました。

式の最後には、10歳の節目に、

両親に感謝を伝えるという内容の歌

「10歳の記念日」が歌われました。

10歳という節目を迎え、

子どもたちにとっても保護者にとっても

この日の式は意味あるものになったようでした。