18日(土)、八幡町区では、公民館の婦人部が主催する

「婦人部講習会」が開かれました。

この講習会は、働く女性の健康づくりや

生活に役立つことを勉強する場をつくろうと、

毎年1回開かれているものです。

この日会場となった八幡町会館には、

およそ30人の区民が集まりました。

講師を務めたのは、

小諸警察署の署員と小諸防犯協会連合会の会員です。

年々被害額が増えている

特殊詐欺の手口について紹介しようと

犯人役と被害者役を演じて寸劇を行いました。

劇中では、犯人役が被害者役に電話をし、

「あなたの銀行口座が狙われている」と話して

キャッシュカードを奪い暗証番号を聞きだす様子を表現。

その名演技で、会場を沸かせました。

長野県内での今年の特殊詐欺の被害額は、

8月末現在で7億円以上と去年同時期を上回るペースで

増え続けています。

小諸市内でも今年に入ってから

2件合計130万円の特殊詐欺被害が発生しており、

その手口も多様で、複雑になってきています。

会の終わりに挨拶に立った、

小諸警察署生活安全係の山岸英治係長は、

「特殊詐欺の犯人は、電話に出た段階で

その人の立場や家族構成を巧みに聞き出し、

その人に応じた詐欺の手口を仕掛けてくる」と話し、

集まった人たちに注意を呼びかけていました。