国土交通省が進める「日本風景街道」の関東ブロックで、

優れた取り組みを表彰する年間優秀活動賞に、

「浅間ロングトレイル」が選ばれ、

ルート整備の事務局を務める

NPO法人浅間山麓国際自然学校が

美しい国土景観部門優秀賞を受賞しました。

これを受けて、昨日15日(水)には、

市役所大会議室で表彰状伝達式が行われました。

この日は、受賞したNPO法人浅間山麓国際自然学校の

橋詰元良代表理事が市役所を訪れました。

浅間山麓国際自然学校は、

「浅間ロングトレイル」のルート整備の事務局を務め、

およそ10年間に渡って、長野県と群馬県の

2県6市町村の行政や関係団体と協力して

ルートづくりを進めてきました。

「浅間ロングトレイル」が参加している

日本風景街道とは美しい国土景観の形成や、

それに伴う地域活性化や観光振興を目的に、

地域と団体、それに国土交通省が

ともに取り組んでいる活動です。

平成19年度に登録が始まってから現在まで

全国には134ルートが存在し、

関東管内では19ルートが登録されています。

今回、関東優秀活動賞に選ばれた

浅間ロングトレイルは国道18号や1000メートル林道、

それにチェリーパークラインなどからなるルートです。

現在は、ルート内の看板や案内板のデザインの統一が

進められており、

並行してこれらの看板に付けられた番号とリンクした

マップの作成が行われています。

こうした活動によって、

今自分がどこにいるのか初めて訪れた人にもわかりやすく

ルートの魅力を引き出していると評価され、

今回の受賞に繋がりました。

受賞した浅間山麓国際自然学校の橋詰代表理事は

「自然学校の設立から10年の節目に

このように活動を評価していただき、感無量です」と

受賞の喜びを述べていました。

浅間山麓国際自然学校では、

今後も6市町村の関係団体と協力しながら、

より一層、浅間ロングトレイルのルート整備を

進めていきたいとしています。