長野県長寿開発センターでは、

高齢者の文化・スポーツの総合祭典である

「信州ねんりんピック」を、

毎年県内各地で開いています。

 

今年は小諸が会場となり、5日(金)から7日(日)まで

文化センターでは様々なイベントが行われました。

6日(土)には、「誰にでもその人らしく

居場所と出番がある信州を目指して」をテーマに、

パネルディスカッションが行われました。

今年は阿部知事が就任以降初めてこのイベントに参加し、

パネラーとして有識者たちと

シニア世代の地域参加や社会貢献について

議論を交わしました。

また、今回初の試みとして、会場のロビーには

地域で活躍する高齢者や福祉団体の取組み内容が

パネルで紹介されていました。

「ねんりんピック」は、高齢者に文化やスポーツを通して

生きがいや健康づくり、それに社会参加への関心を

高めてもらおうと、

毎年この時期に全国各地で開かれているものです。

県内でも毎年、各地の持ち回りで「信州ねんりんピック」を

開いています。

5日(金)から7日(日)の間には、乙女湖体育館で

「高齢者作品展」も開かれ、60歳以上の人たちから

日本画や洋画、手工芸品など276点が

出品されました。

入賞したのは65点で、小諸市からは5点が選ばれました。

そのうち、林ゆき子さん 89歳の

日本画「浅間山」が小諸市長賞を、

小山忠幸さん 70歳の洋画

「発電所秋景」が

長野県共同募金会会長賞を受賞しています。

この他、最高齢者賞は、下諏訪町の103歳の男性と

安曇野市の92歳の女性が受賞しました。

主催した長野県長寿開発センターは、

今後もこのイベントを通して高齢者の人たちの

地域活動への参加を支援していきたいとしています。