3日(日)、御牧ヶ原にある茶房読書の森では、

写真家の中里和人さんによる

小屋づくりワークショップが開かれました。

この日は参加者やスタッフなど県内外からおよそ40人が集まり、

紙を使った小屋づくりに取り組みました。

ワークショップを開いたのは小屋をテーマに写真を撮っている

写真家で、

東京造形大学で教授を務めている

中里和人さんです。

中里さんは、これまでも何度か

小屋づくりのワークショップを開いていますが、

長野県で開催するのは初めてとなります。

茶房読書の森のオーナーである依田雄さんが、

以前から中里さんの写真のファンであったことが縁となり、

今回のワークショップが実現しました。

この日のワークショップは紙でつくる小屋をテーマに行われ、

参加者たちは、木材で作られた小屋の壁に

次々と新聞や雑誌などの紙を貼っていきました。

参加者たちは子どもから大人まで

それぞれ自由な発想で紙を切りぬいては壁に貼り、

自分たちの手で少しずつ変化していく小屋を見つめながら

楽しそうに作業にあたっていました。

中里さんはこのワークショップを通じて

参加者にものづくりを通しての達成感や

小屋づくりの魅力について

感じてもらいたいと話していました。

なお、茶房読書の森では来月28日までの日程で

現在中里和人さんによる写真展

「小屋の肖像」が開かれています。

また、9月13日(土)には、

長野市在住の美術家である

小池雅久さんによる

小屋づくりワークショップが予定されているということです。