23日(水)、小原区にある六道けやき前では、
           
伝統の「六道地蔵尊祭り」が開かれました。

小原区にあるケヤキの木の前には、大きな地蔵尊と

六道を意味する六つの地蔵尊が祀られています。

六道地蔵尊祭りは、江戸時代から続く伝統の祭典で、

毎年7月23日に決まってこの場所で

祭りが開かれてきました。

この大きな地蔵尊は、「身代わり地蔵」と言い伝えられています。

地蔵尊に粉を塗ると

自分の体の悪いところを代わってくれるということで、
             
この日も入れ代わり立ち代り、

多くの人が健康祈願に訪れました。

また、地蔵尊の前には屋台が並び、祭りを盛り上げていました。

中でも、去年から出店しているという

区の有志らによる「本気会(まじかい)」のフライドポテトに、

多くの子どもたちが集まっていました。

また、この祭りの名物となっている、

区の女性たちによる炭酸まんじゅうは今年も人気で、
             
次々と売れている様子でした。

小原区では、伝統あるこの祭りを、

区民や近くの区の人々の交流の場にしていきたいとしています。