15日(火)、三和区では区の公民館を会場に
救急救命講座が行われました。
会場となった三和区公民館には、およそ20人の区民が集まり、
急病者が出た時の対処法について学びました。
講師を務めたのは小諸消防署の署員たちです。
集まった人たちは4つの班に分かれ、
人形を使って、人工呼吸や胸骨圧迫など
心肺蘇生の手順を一つ一つ丁寧に確認していきました。
この講座は救命処置について理解を深め
有事の際に対処できるよう区民に備えてもらおうと、
区の主催で開かれたものです。
心肺蘇生の講習の後には、AEDについての説明が行われました。
スライドを使い、
AEDの仕組みや使用方法について詳しく説明された後には、
参加者たちが人形を用いて
実際にAEDの操作を行いました。
この日は、初めてAEDに触るという区民も多く、
署員たちに教わりながら
AEDから流れてくる音声指示に従って
慎重に処置を進めていました。
参加者たちは、AEDを準備している間も
周囲と協力して、できるだけ傷病者への胸骨圧迫は
続けた方が良いといったアドバイスを受けながら、
皆真剣な表情で取り組んでいる様子でした。
人形を使った実践的な講座は参加した区民にとって
有意義なものとなったようです。