今年も高校球児たちの熱い夏がやって来ました。
  
第96回全国高等学校野球選手権 長野大会が
                 
いよいよ7月12日(土)に開幕します。
             
今日は小諸高校の野球部をご紹介します。

小諸高校野球部の部員数は22人。
 
失敗しても、くじけずやり遂げるという意味の

「百折不撓(ひゃくせつふとう)」をスローガンに、
        
最後まであきらめず、全員野球で大会に挑みます。
        
チームの指揮を執るのは、
   
自身も高校球児だった中村哲郎監督。
       
小諸高校に赴任してから今年で9年目を迎えます。

今年は、守備の面では、一つ一つ確実にアウトを取り、

攻撃の面では、繋ぐ意識を大切にし、

堅実な野球で長野大会に挑みます。

主将を務めるのは、柳澤累斗選手。
   
練習メニューは、自分で考えて決め、

試合でも一番声を出すなど、
                   
言動でチームを引っ張っています。

投打の中心は、

エースで4番の矢島大雅選手です。
 
矢島選手がいいピッチングをすると、チームの団結力が増し、
             
ミスをしない堅実野球に磨きがかかります。
  
その年によって

チームカラーが異なるという小諸高校野球部ですが、

今年は、主将を中心に、真面目に練習に励む部員が多く、

皆、着実に力をつけてきました。

主将を中心に、まとまったチームであることが、
                
小諸高校野球部の最大の強み。

ミスをした選手にも積極的に声を掛け、

技術面だけでなく、

精神面でも「皆で勝つ」という意識が高いのが特徴です。
    
これまでの大会でも、チャンスの時は確実に点を取り、

ピンチの時は、

皆で声を出し励まし合って戦ってきた小諸高校野球部。

全員野球で、自分たちの力を信じて戦います。

初戦は7月13日(日)、

下高井農林高校と対戦することになっています。