27日(金)、鴇久保区では、
区が抱えている問題について話し合う
行政懇談会が開かれました。
この日は市長や教育長ら市の関係者が鴇久保区を訪れ
区内の視察を行いました。
訪れたのは、区民らがビオトープとして整備している地域です。
このビオトープは、「鴇久保」という地名の通り
鴇が飛来する地にしていきたいという想いから、
市民有志が作ったものです。
一行は、鴇の好物と言われる
フナやドジョウが放流されている手作りの池や、
区民らが田植えをするなどして交流を図っている
田んぼを見て回りました。
区内の視察を終えると、会場を公民館に移し
区が抱えている様々な問題についての意見交換が行われました。
鴇久保区は、千曲小学校と芦原中学校の校区にあたりますが、
学校までの距離が離れているため、
通学にバスを使っている現状があります。
しかし、下校時刻に循環しているバスの本数が少なく、
辺りが暗くなっても歩いて帰宅する子どもの姿が
多く見られることを受けて、
この日は循環バスの増便を求める声が聞かれました。
また、築70年をこえる消防庫の新築計画があることや、
区内の空き家対策、有害鳥獣への対策についても
話し合いが行われました。
出席した市の担当者は、
区民から投げかけられる質問や要望に対して
ひとつひとつ丁寧に答え、
区が抱えている問題についての、
今後の解決策を探っていました。