8日(日)、諸区では区民らが集まり、
ふれあい会食会が開かれました。
諸区ふれあい会食会は、
高齢者に楽しく食事をしてもらおうと
区の主催で年2回開かれているものです。
会場となった諸公民館には、
70歳以上の区民およそ40人が集まりました。
この日は、まず、小林節生区長が挨拶に立ち、
「今日は会話を楽しんで、普段の疲れを癒して下さい」と
呼びかけました。
続いて、地域包括支援センター職員の
神津佳子さんが
介護保険の制度や認知症について講義を行いました。
参加した人たちは、神津さんの
「趣味を見つけて、楽しむことが認知症予防になる」という話に
真剣に耳を傾けていました。
神津さんの講義が終わると、会食会がスタート。
区に住む女性たちが作った、煮物やそうめん、
それに、弁当などが用意され、
仲間同士会話を弾ませながら、
美味しそうに味わっていました。
また、この日は、区内に住む田中敬子さんが生けた、
バラの花が机の上に置かれ、
会場に彩を添えていました。
会の途中では、区の役員らで作られた劇団、
弁天一座による
狂言「墨塗り」の寸劇も披露されました。
「墨塗り」は、男女の人間模様を面白おかしく描いた物語です。
演者のユーモアを交えた演じ方に、
集まった人たちは、手をたたいで笑い、
会場は大いに盛り上がっていました。