5月6日(火)まで、「桜さくらでハンドクラフト展」と題した作品展示会が

「本陣主屋」で開かれています。

毎年恒例の、この展示会は、小諸や佐久に関わりのある

工芸家たちの作品が飾られています。

今年の目玉イベントは、手作り帽子の販売です。

ツル性の植物の籐を編んで作られた麦藁帽子や

鮮やかな着物の生地を使って作られた帽子などを低価格で販売しています。

訪れた人たちは、

「世界に一つしかないからほしくなる」、

「これからの季節に使えそう」などと話しながら、

試着をして楽しんでいるようでした。

また、会場には、

小諸市在住の人形作家・高野聖子さんの桐彫人形の作品も展示されています。

山にこもって数年がかりで作品を作成しているという高野さんは、

桐彫人形への情熱を話していました。

その他にも、多方面で活躍する作家による

日本画や球体関節人形、お祝いごとに着られる江戸褄の着物などが展示されています。

また、会場の一角には、

唐草模様の布を使って作った小物も展示されています。

この唐草模様は、植物のつるが伸びる様から

古来から繁栄を意味する縁起物だとされています。

この模様を取り入れた作品の数々には、縁起にあやかって

本陣主屋を繁栄させていきたいという想いが込められているということです。

期間中には、作品展示のほか、

桜色、桜柄のパワーストーンを使ったブレスレット作りを体験できるイベントも行っています。

「桜さくらでハンドクラフト展」は、来月6日(火)まで開かれています。