季節の花の話題をお伝えする「小諸花めぐり。」

今回は、小諸高原美術館の敷地内に咲く梅の花と、

芦原中学校の通学路である、梅林道路、

そして市内諸にある、小林貞吾記念館のスイセンの花をご紹介します。

 

小諸高原美術館では、現在、ここ数日の温かな陽気に誘われ、

白色の小梅や濃いピンクの紅梅が、およそ1万平方メートルの敷地を美しく彩っています。

これらの梅の木は、美術館周辺を梅の名所にしようと、

およそ15年前から小諸ロータリークラブのメンバーらが植樹してきたもので、

その数は、およそ300本にのぼります。

今年は、寒さの影響から、例年に比べ遅い開花となり、

小梅や豊後梅(ぶんごうめ)は、現在2分咲きですが、

このまま気温が上がれば、週明けにも見頃を迎えるということです。

こちらは、通称「梅林道路」と呼ばれる、芦原中学校の通学路に咲く、梅の並木道です。

濃いピンク色の花びらを咲かせ、学生や道行く人々を楽しませています。

現在、7分咲き。

場所によっては、2分咲き程度のところもあり、まだまだ、私たちの目を楽しませてくれそうです。

一方、諸の小林貞吾記念館では、黄色のスイセンが大きな花を咲かせ、

周辺を鮮やかに彩っています。

わずか30歳で戦死した、日本を代表する彫刻家、

小林貞吾の作品などが展示されている、「小林貞吾記念館」。

およそ600坪の敷地には、現在、貞吾の兄、小林重雄さんが植えたスイセンの花が、

一面に咲き誇っています。

中には、紫色のヒヤシンスも咲いていて、

黄色と紫色の美しいコントラストが見事です。