現在開催中の「北国街道小諸宿のお人形さんめぐり」に合わせて、

市内では様々なイベントが行われています。

 

そのうち、市内大手にある本陣主屋では、

「創作人の物語」と題した作品展が人気を呼んでいます。

この作品展は、昔ながらの建物を有効活用し、

お人形さんめぐりを盛り上げようと、去年から行われているものです。

本陣主屋の中には、小諸や佐久など、

近隣地域でモノづくりに携わっている人たちの作品が所せましと飾られています。

会場でまず出迎えてくれるのは、色鮮やかな花々です。

街中には大雪の痕跡が残る中

一足早く春を感じてもらおうと、会場には春の花が多く展示されています。

桃の節句にあわせて随所に雛人形もちりばめられており、

雛祭りの雰囲気あふれる空間となりました。

一方こちらは手作りの人形「ぶすっこ姫」。

その表情が不細工であることから名付けられたそうです。

人形がまとっている着物は、タンスに眠っていた古布などを再利用したものです。

個性豊かな作品が会場に華を添えています。

また、発泡スチロールを土台に、独自の技法で作り出したアルミアート花器や、

繊細な糸を使って編み上げたボビンレースなどもあり、バラエティ豊かな展示会となっています。

お人形さんめぐり協賛イベント、創作人の物語は、

3月9日(日)まで、本陣主屋を会場に開かれています。