市内耳取では、今月はじめに痛ましい交通死亡事故が発生しています。
これを受けて25日(火)には、事故が起きた現場で現地診断が行われました。
黙祷を捧げて始まったこの日の現地診断。
会場には警察署員や交通安全協会の会員などおよそ20人が集まりました。
事故現場となったのは、県道佐久小諸線の耳取地籍です。
4日の午後7時50分ごろ、
高齢者が車道を歩いていたところ、佐久方面から走ってきた軽乗用車と衝突しました。
車はそのまま25メートルほど進んだ場所で停車。
負傷した歩行者はその後ただちに病院に搬送されましたが、
翌5日の午後4時すぎに収容先の病院で死亡が確認されています。
この日集まった人たちは皆で事故現場を見学し、
「街頭がない」「夜は人通りが少ない」などと
危険だと思われる要因について確認していきました。
今回の事故が発生する451日前、
平成24年の11月に市内で起きた死亡事故も
夜間の国道で車と歩行者が衝突するというものでした。
小諸警察署では、明るい色の服を着ていたり、
夜光反射材をつけていたりすれば今回のような事故は防ぐことができたとして、
夜間の交通事故防止に有効的な夜光反射材を
広く普及させていきたいとしています。