成人の日を前に、小諸市では、3日(金)に一足早く成人式が行われました。

 

大浅間火煙太鼓保存会による賑やかな演奏で幕を開けた今年の成人式。

おととしまでは総合体育館で行われていましたが、

今年は文化センターを会場に行われ、対象者433人のうち、この日は293人が出席しました。

式の冒頭で挨拶に立った成人式実行委員長の塚崎真理さんは、

「これまで私たちは、家族をはじめ多くの人たちに支えられて生きてきた」と話した上で、

会場に集まった新成人に向けて、呼びかけていました。

栁田市長は、

「ふるさと小諸をより住みよい、より元気な地にするため力を貸していただきたい」などと

はなむけの言葉を贈っていました。

 

また、今年も、新成人が1人100円ずつ出し合い、小諸市への寄付を行いました。

去年までは、成人記念としての小諸八重紅枝垂の植樹費用に充てられていましたが、

今年は、より小諸市のためになる使い道をと実行委員会が考え、

小中学校のクラブ活動で使用する楽器などの購入費として、およそ2万7千円が贈られました。

その他式では、小学校生活を振り返っての思い出VTRが上映された他、

新成人たちが中学生の時に担任を受け持っていた

恩師らによるスピーチも行われ、会場は大いに盛り上がっていました。

式典が終わると、隣接する乙女湖体育館に会場を移し、

成人式実行委員が企画した「茶話会」が行われました。

新成人たちは、久しぶりに会った同級生と会話を楽しんだり、

仲間と写真を撮るなどして、思い思いの時間をに過ごしていました。