5日(木)、小諸商業高校では、佐久税務署の職員を講師に、
租税教室が開かれました。

この講座は、普段教科書を通じて学んでいる内容について
実務として携わっている社会人から直接学ぶことで
生徒たちの勉強意欲の向上につなげようと、
小諸商業高校と佐久税務署が協力して
今年初めて企画したものです。

先月14日には商業課の生徒を対象に行われており、
2回目の開催となったこの日は、
会計システム課の生徒33人が受講しました。

佐久税務署の職員から、税金にはどんな種類があるのか、
税金を支払わないとどうなるのかなどと
税について一通り説明を受けた後には、
パソコンを使って、実際に確定申告書の作成に挑戦しました。

生徒たちは、用意された源泉徴収票に記載された
モデルケースに基づいて
パソコン上で名前や数値などを入力していきました。

皆、実務的な作業に興味を持った様子で、
時折、税務署の職員からアドバイスを受けながら
意欲的に取り組んでいました。

今年初めての試みとなったこの租税教室。

現場で働く職員の生の声を聞けたということもあり、
税に興味を持った学生も多くいたようです。

生徒たちにとってとても貴重な経験に
なったのではないでしょうか。