23日(土)、懐古園では小諸町並みミュージアム城下町・忍者クイズラリーが行われました。

 

このイベントは、NPO法人小諸町並み研究会が、

子どもたちに楽しみながら小諸の町や歴史について知ってもらおうと

毎年この時期に行っているものです。

13回目の開催となった今年は、懐古園を会場に行われ、

訪れた多くの家族連れや子どもたちがクイズラリーや忍者修行に挑戦しました。

クイズラリーでは、小学校低学年向けと高学年向けの2種類のクイズが用意され

子どもたちは問題を解きながら園内をまわりました。

クイズは小諸の歴史に関するものなどが出題され、

それぞれのポイントにはヒントが用意されています。

ポイントの一つ、戦国武将、山本勘助が愛用したという鏡石の前では、

「山本勘助が家来としてつかえていた甲斐の国の武将はなんという名字か」

というクイズが出題されました。

子どもたちは鏡石に関する解説をヒントに、友だち同士や家族と相談しながら、

真剣な表情で答えを考えていました。

また、子どもたちはクイズの他に、忍者修行にも挑戦。

島崎藤村の詩「千曲川旅情の歌」の暗唱をはじめ5つの修行に

元気いっぱいに取り組んでいるようでした。

この日は小諸商業高校の生徒18人をはじめ、長野銀行の職員などが

ボランティアとして参加し、各ポイントで子どもたちと触れ合う姿も見られました。

クイズラリーや忍者修行を終えた子どもたちは、 スタート地点だった三の門前に戻り

クイズの採点の結果や忍者修行でもらったスタンプの数に応じてもらえる駄菓子を

嬉しそうに選んでいました。