22日(日)、滝原区にある長倉神社では秋の例大祭が行われ、

滝原区の子どもたちによる奉納相撲大会が開かれました。

 

この大会は、滝原区にある長倉神社の秋の例大祭にあわせ、子どもたちの健やかな成長を願い、

奉納相撲として古くから行われている伝統行事です。

 

神社境内に設けられた土俵の前では、土俵開きの神事が行われ、神主が祝詞を奏上し、

安全を祈願しました。

 

神事が終わると、神社の役員らが見守る中、いよいよ取り組みの開始です。

区内に住む園児から6年生までの子どもたち21人が参加し、学年別に分かれてトーナメント戦で

勝敗を競いました。

互いに譲らない押し合いの末、勝利を収めたり、一瞬の隙をついて技をかけたりと、

土俵上では子どもたちの熱戦が繰り広げられます。

相手に果敢に立ち向かっていく友だちの姿に、参加している子どもたちも精一杯の声援を送り、

境内は盛り上がっていました。

一通り取り組みが終わると、敗者復活戦も行われ、1回戦で負けた子たちが、

再度同じ相手に立ち向かう姿も見られました。

 

相撲大会では毎年、それぞれの部で優勝した子どもたちに、勝利を称えて竹で出来たおんべが

贈られています。

優勝した子どもたちはおんべを手に嬉しそうな表情を浮かべていました。