小諸市では、耕作放棄地対策や地産地消などを目的として、

そばや小麦などを刈り取るための「汎用コンバイン」を購入し、

18日(水)に糠地にあるそばの圃場で稼動式を行いました。

 

小諸市では耕作放棄地の解消と、遊休農地の活用を目的に、平成12年度からコンバインを購入し、

そばや小麦、それに菜種や大豆などの栽培を推進しています。

 

この日は、栁田市長を始め、市がコンバインによる刈り取り作業を委託している

小諸市そば・小麦機械利用組合の会員など、およそ20人が集まりました。

 

これまで小諸市では、生産者の収穫作業の効率化などを図るため、平成12年度以降、

定期的にコンバインを購入してきており、現在までに4台のコンバインを保有しています

昨年度の刈り取り面積は97.8ヘクタールで、そばが中心となっています。

今回購入したコンバインは、平成14年度に購入したコンバインが耐用年数が過ぎ、

老朽化が進んでいることから、作業に支障をきたすことのないよう導入されたものです。

市が全額を負担し580万円で最新型の機械を購入しました。

当面は老朽化が進む平成14年度導入のコンバインも含め、5台のコンバインを活用していく予定で、

今後は更にそばの作付け面積を増やし、小諸のそばのブランド化や販路の拡大を図っていく計画です。

 

この日は、安全祈願のお清めの儀などが行われた後、小諸市そば・小麦機械利用組合の会員による、

そばの刈り取りの実演も行われました。

 

小諸市では、機械の有効活用を進めることで、生産支援による農家の所得向上や、

地域の活性化につなげていきたいとしています。