先月25日(日)、飼い主が犬や猫の病気などについて理解を深めるためのセミナー、
『さくらスクール』が、ベルウィンこもろで開かれました。
このセミナーは、六供にあるさくら動物病院が、飼い主に動物の病気や老化についての
知識を深めてもらおうと、年に2回開いているもので、今回のセミナーには、
県内外からおよそ50人が参加しました。
さくら動物病院の医師や看護師らが、それぞれの専門分野をテーマにして講演を行うこのセミナー。
第1部では、佐々木悠(ささき・ゆう)獣医師が、『ホルモン疾患』について話しました。
佐々木獣医師は、まず、ホルモンが分泌される場所や ホルモンの種類について丁寧に説明しました。
その後、ホルモン異常によって引き起こされる病の中で、代表的なものを5つあげ、
それぞれの病気に罹った場合に現れる症状や、治療法などについて紹介しました。
佐々木獣医師は、ホルモン疾患に予防法はないとした上で、早期発見・早期治療の大切さを強調し、
「少しでも普段と違うと思ったら獣医師に相談をしてください」と参加者たちに呼びかけていました。
参加者した人たちは、真剣な表情で話しに耳を傾け、メモをとるなどしながら、
動物の病気に対する理解を深めていました。
この日は、この他にも、老齢動物の生活や、再生医療についての講演などが行われ、
参加した人たちは、動物に対する理解を深められる貴重な時間を過ごしたようです。
大好評だった、今回のセミナー。
東京や岐阜から参加した人もいたということです。
さくら動物病院では、今後も継続してこのセミナーを開いていきたいとしています。