今年の1月に立ち上げたばかりの小諸市を拠点に活動している社会人野球チーム、

千曲川硬式野球クラブが、3日に富山市で行われた全日本クラブ野球選手権の

第二次北信越地区大会を勝ち抜き、北信越地区代表として全日本クラブ野球選手権大会に

出場することが決まりました。

 

20日(火)には、大会を前に選手らが市長を表敬訪問しました。

この日は千曲川硬式野球クラブの選手や監督など5人が市役所を訪れ、

栁田市長に、全国大会出場を報告。

チーム名の入ったボールを手渡しました。

報告を受けた栁田市長は、

「これまでの試合経過を見る限り、投手層が厚いチームかと思います。是非頑張って来て下さい。」と

選手たちに激励の言葉を贈っていました。

千曲川硬式野球クラブは、2009年に不景気の影響を受けて廃部となったTDK千曲川硬式野球部の

元選手たちが中心となって、今年の1月に立ち上げたばかりの社会人野球チームです。

TDK千曲川野球部は、社会人野球の主要大会である都市対抗野球大会へ2回、

日本選手権へ5回出場するなど、北信越きっての強豪チームでした。

廃部になってから、選手たちはそれぞれ別のチームへ移ってプレーを続けていましたが、

赤羽大さんら選手の呼びかけに応じた小諸の企業などからの支援を受け、

「千曲川硬式野球クラブ」として新チームを結成。

今年の3月から本格的な練習をはじめました。

チームが発足してから初めて迎えた今シーズン。

北信越地区大会では、守備陣の固い守りで無駄な失点を押さえて着実に勝利を重ねてきました。

全日本クラブ選手権の初戦は、9月6日(金)、東北地区代表の弘前アレッズとの対戦となります。

弘前アレッズも創部2年目の新しいチーム。

クラブ選手権への出場は初めてです。

 このチームで挑む初の大舞台を前に、選手たちは皆、闘志を燃やしています。

小諸市の企業から支援を受けているということもあり、

新調したユニフォームには小諸市のマークが入っているそうです。