南城公園の芝生広場に設置工事が進められていた大型複合遊具がこのほど完成し、
正式オープンを前に、22日(月)市議会議員を対象にした内覧会が行われました。
この日の内覧会には、市議会議員を始め、長野県議会の山岸喜昭議員などおよそ20人が参加しました。
集まった人たちは、完成したばかりの遊具の周りを見て回りながら、実際に滑り台を滑ったり、
アスレチックを体験するなどして、遊び心地などを確かめていました。
平成11年に開園した「南城公園」。
開園当時から使われていた木製の大型遊具は老朽化によって平成23年度に撤去されており、
新たな複合遊具の設置は、市民からの要望を受け、行われたものです。
設計・施工は、公募型プロポーザル審査に参加していた8社のうち、
市民のアンケートや公開審査などの結果から選ばれた、日本体育産業株式会社が請け負っており、
総事業費は、1千499万4千円となっています。
完成した遊具は、6歳児以上を対象にした児童用の大型複合遊具と、
6歳児未満を対象にした幼児用の複合遊具2基です。
児童用の大型複合遊具は、「風雲南城」をテーマに、城をイメージしたデザインとなっています。
平地だけでなく斜面や丘を利用し、14メートルを一直線に滑り降りるロングスライダーや、
スリル満点のトンネルスライダー、また、ロッククライミングや釣り橋など、
子どもたちの冒険心をくすぐる作りとなりました。
一方、幼児用の複合遊具は「どんぐりハウス」と名づけられ、
子どもたちが親しみやすいデザインとなっています。
高さも1メートル以下の遊具が揃い、小さい子でも安心して楽しめます。
なお、正式オープンは28日(日)で、午前9時からオープニングセレモニーが予定されています。