先月26日(水)コミュニティセンターを会場に、「認知症を知る講演会」が開かれました。
この講演会は、認知症についての理解を深め、認知症になっても住み慣れた地域で
安心して生活ができる環境を作ろうと、小諸市が主催して年に2回開いているものです。
会場となったコミュニティーセンタには、市民などおよそ100人が集まりました。
今回講師を務めたのは、小諸高原病院の医師、城甲泰亮(じょうこう だいすけ)さんです。
認知症予防の専門医である城甲さんは、認知症の歴史や、
アルツハイマー病を代表とする「四大認知症」の特徴などについて症例を示しながら説明していきました。
更に城甲さんは、認知症と間違われたり、認知症の原因にもなると言われている
「老年期うつ病」の症状などについても紹介し、早めの対応の必要性を呼びかけていました。
最後に城甲さんは、「認知症は様々なタイプがある。見分けるには、同居の家族や
施設の職員からの情報が重要になる。」などと話していました。
参加した人たちは積極的に質問するなどして、認知症への理解を深めている様子でした。