16日(日)、御幸町区では、区民を対象とした防災訓練が行われました。
御幸町区では、区民の防災意識を高め、万一の時に対応できるようにしようと、
毎年防災訓練を行っています。
この日は区民らおよそ25人が集まり、災害や事故など、いざという時の対処法について学びました。
はじめに参加した人たちは、講師として訪れた小諸消防署の署員らに教わりながら、
心肺蘇生法に挑戦しました。
中には、例年防災訓練に参加しているという区民もいて、慣れた手つきで
心臓マッサージを行う人の姿も見られました。
また、心肺蘇生法の後にはAEDの使い方について説明が行われました。
実際に小諸市内でも、救急車が到着する前に市民がAEDを使って処置を行ったことで
一命を取り留めたというケースがあったことなどが紹介されると、集まった人たちは
真剣な表情で聞き入っていました。
説明を受けたら、いよいよ区民たちも実践です。
AED本体から流れる音声の指示に従って皆丁寧に処置を進めていました。
またこの日は、火事が発生した際の煙の状態を再現した体験訓練も行われました。
真っ白な煙で視界が遮られる中、区民らは手探りの状態で部屋の中を進んでいきます。
体験した区民らは、火事の際の煙の怖さについて改めて感じているようでした。
その他この日は、屋外での消火器の使用訓練も行われました。
普段なかなか手にすることの少ない消火器に実際に触られる機会ということで、
区民らは積極的に訓練に参加し、消火器の取り扱い方法について実践を通して学んでいるようでした。