3日(月)佐久の勤労者福祉センターを会場に、NPO現代座の公演「蒼い空 友の呼ぶ声」が

行われます。

 

公演を間近に控えた28日(火)には、佐久公演の実行委員会が開かれました。

この日は、実行委員ら9人が集まり、6月3日に行われるNPO現代座の公演に向けて

最終的な話し合いを行いました。

現代座は、1965年に「統一劇場」という名前で創立された団体で、環境や人権などをテーマに、

これまで多くの劇作品を創作し上演してきました。

2002年からは「NPO現代座」として、東京を拠点に全国各地で公演活動を行っています。

長野県内では、これまで幾度となく公演を行っていますが、佐久地域で上演されるのは、

2007年にエコール御代田を会場に行われて以来、実に6年ぶりとなります。

この日の委員会では、当日受付で渡す配布物の内容や駐車場の案内板についてなど、

細かいことが決められていきました。

今回の公演で上演される「蒼い空 友の呼ぶ声」は、NPO現代座オリジナルの演題で、

元特攻隊の生き残りである老人が、戦争体験を通して新しい生き方を見つけていくというものです。

実行委員会では、この作品をできるだけ多くの人に観てもらい、劇場の空気や役者たちの

臨場感あふれる演技から、命の尊さ、平和の有難みなどを伝えていきたいとしています。