小諸市議会6月定例会が28日に開会しました。

 

会期は7月18日までの22日間で、初日の今日は、報告案件や条例案、

それに補正予算案など18件の議案が提出されました。

今日の本会議では始めに、第89回全国市議会議長会定期総会で、

永年在職議員の表彰を受けた議員5人に、表彰状の伝達が行われました。

表彰を受けたのは、市議会議員として勤続10年となる、

柏木博美議員、相原久男議員、別府福雄議員、林稔議員、柳沢乃ぶ子議員の5人です。

5人を代表して謝辞に立った柳沢乃ぶ子議員は、

「市民にとって住みやすい小諸、開かれた議会を常に念頭に置き、議員活動をしてきた。

今後共市民の生活の安定と発展のため、全力を傾注してまりいます。」と述べていました。

6月定例会には、18件の議案が提出されています。

そのうち9件の報告案件では、6件が専決処分の承認を求めるもので、

即決の審議で承認を得ていました。

その他の議案としては、条例案件が5件、一般案件が2件、そして補正予算案に関するものが

2件となっています。

小諸市では今年度から、市の公共施設の屋根を太陽光発電パネル設置場所として活用する

民間事業者を公募することになっており、屋根の使用料を定める条例案が提出されました。

これは、再生可能エネルギーの普及や災害時の電力確保を狙いとしているものです。

条例が成立すれば、7月から市内に本社、本店を持つ事業者を対象として、施設ごに設置事業者の公募を

実施していくとしています。

その他、新ごみ焼却施設の建設と運営事業に関する契約の締結について、

議会の議決を求める議案も提出されています。

また、総額で1億5千万円を追加する今年度の一般会計補正予算案には、

市庁舎や病院整備などに伴い、低炭素でコンパクトなまちづくり計画を進めていくための、

交通・駐車場の現状分析や将来予測、それに今後の交通・駐車場計画の方針を検討していくための

調査費用などが盛り込まれました。

6月定例会の会期は7月18日までの22日間で、今日提出された議案は、

今後委員会審議などを経て最終日の本会議で採決されます。