12日(日)、小諸自動車教習所では、美南ガ丘小学校の児童を対象とした、

親子自転車教室が開かれました。

 

 

会場となった小諸自動車教習所には、美南ガ丘小学校の児童と、その保護者らが集まりました。

 

この自転車教室は、子どもの自転車による交通事故をなくすことを目的に年に1回行われており、

今回で34回目の開催となります。

子どもたちは、最初に、教習所の指導員から、  自転車の点検方法を教えてもらいました。

 

続いて、指導員が飛び出しの危険性について、シュミレーションを行うと、

参加者らは、左右を確認することの重要性を改めて感じている様子でした。

交通安全について学んだ後は、自転車に乗るグループと保護者が運転する車に乗って

自転車の見え方を確認するグループの2つに分かれ、教習所内で、実践練習です。

自転車に乗るグループの児童らは、各ポイントに立っている保護者らにアドバイスをもらいながら、

真剣な表情で運転していました。

 

児童らは、アドバイスを受けると、横断歩道では、自転車から降りて、左右を確認した上で、

歩いて渡るなど、実践を通して、交通ルールを確認しているようでした。

 

保護者の運転する車に乗って、自転車の見え方を確認するグループの児童らは、

車に乗ると見えなくなる箇所があることについて実際に目で見て確認していました。

子どもたちは、ドライバーの目線に立つことで、自転車と自動車、2つの立場から、

交通安全への理解を深めているようでした。

親子で交通安全に取り組んでもらおうと、美南ガ丘小学校のPTAをはじめ、

様々な機関の人たちが協力しあって開かれた この自転車教室。

参加した人たちにとって、親子でともに、交通安全について改めて考える良い機会になったようです。

この日参加した児童は、交代制で、2つのグループを体験したということです。