12日(日)、本町にある北国街道ほんまち町屋館では今年で13回目となる、

表千家流・坂本昭世社中による『春の茶会』が開かれました。

この茶会は、表千家流(おもてせんけりゅう)・坂本昭世(あきよ)社中が市民や観光客など

だれでも気軽に茶道を楽しんでもらいたいという思いから毎年、この時期に開いているものです。

この日は、長椅子に座って、気軽にお茶を楽しむ「立礼席(りゅうれいせき)」のほか

和室で正座をして正式な作法でお茶を楽しむ「薄茶席」・「濃茶席(こいちゃせき)」の3席が設けられました。

そのうち「立礼席」では、入れ替わり立ちかわり多くの人が訪れました。

立てたばかりの茶が配られると訪れた人たちは味の深みを感じながら飲んでいる様子でした。

どの人も、落ち着いた雰囲気の中で、ゆったりと茶の世界を堪能していたようです。

毎年、100人を超える人たちが訪れるというこの茶会では、

茶席で出す菓子にもこだわっていて今年は奈良県や群馬県から銘菓が取り寄せられました。

坂本社中では、今後もこのような茶会を続け多くの人たちに日本の文化に触れて欲しいとしています。