大型連休前半の三連休の中日となった4月28日(日)、

小諸大橋記念公園を会場に、「夢まつり」と題したイベントが開かれました。

 

このイベントは、地域の活性化などを目的に、市内で飲食店を経営する人たちが中心となって

実行委員会を組織し、3年前から開いているものです。

 

会場には、川辺地区を中心とした、市内の飲食店6店舗による屋台が並び、ラーメンや焼き鳥、

それに焼きそばなど軽食の販売が行われました。

 

人気の飲食店による本格的な味を味わえると言うこともあり、

屋台は終始訪れた人たちの人気を集めていました。

 

その他、子どもたちを対象に、地元のアーティストを講師に自由に絵を描くコーナーや、

安藤百福センターの職員らを講師にした、「火おこし」の体験コーナーも設けられ、

興味津々の様子で挑戦する子どもたちの姿が見られました。

また、市内のネイルサロンによる出張サービスのコーナーも設けられました。

女の子たちは、普段はなかなか体験できないネイルアートを施してもらいご満悦の様子でした。

 

一方、子どもたちを対象にした、楽器体験コーナーでは、本格的なドラムセットの前に座り、

ダイナミックに音を鳴らして楽しんでいる子どもの姿も見られました。

イベントのメインとなったのは、市内外から参加した団体やアーティストらによるステージ発表です。

今年は子どもたちのダンスサークルや、大人たちのバンド演奏まで、

10団体が入れ替わり立ち替わりステージに立ち、パフォーマンスを披露しました。

 

ステージの前には多くの人がつめかけ、子どもたちのリズミカルなダンスに、大きな拍手を送っていました。

まつりではこの他にも、「小諸大橋」周辺の美しい風景を楽しんでもらおうと、人力車観光ガイド

「こもろ轟屋」による人力車の乗車体験が行われ、訪れた親子連れの人気を集めていました。

天候に恵まれ、多くの人で賑わった「夢まつり」。

およそ50の企業や団体からの後援や協賛もあり、実行委員会では、

多くの人の協力で今年も開催できたとして、今後も地域の活性化のために

継続して開いていきたいとしています。