19日(火)、コミュニティセンターでは、小諸市地産地消推進協力店の認定式が行われました。

 

この認定は、地産地消を広く消費者にアピールするとともに、小諸市産品の生産や消費の拡大、

それに自給率の向上につなげようと一昨年の5月から行われているものです。

小諸市の地産地消に賛同した店舗や事業所を小諸市地産地消推進協議会と小諸市が認定するもので、

これまでに14の店舗と事業所が認定を受けています。

今回は新たに、あぐりの湯こもろ、福井りんご園、そば七粉工房、それに金枡屋製パンの

4つの事業所が認定を受け、栁田市長と地産地消推進協議会の中村正明(なかむら・まさあき)会長から

認定証と認定プレートが贈られました。

あぐりの湯こもろは、市内外から訪れる幅広い顧客に向けて地元産の物品を販売。

飲食メニューにも小諸産の食材を取り入れており、

今後も地域農業の発展に貢献していきたいとしています。

 福井りんご園では、農産物の生産だけにとどまらず、生産・加工・販売を一本化して行う

「農業の6次産業化」に先駆的に取り組んでいるほかウェブを使った通信販売など、

新たな手法を取り入れた事業も展開しています。

そば七粉工房では、地元の農家と直接結びつき、100パーセント小諸産のそばを使用。

雑穀としてのそばなど、様々な形態での販売を行い、 地元のそば振興に貢献しています。

金枡屋製パンは、行政と連携し、一部小諸産の小麦を使用して 学校給食用のパンを製造しています。

小諸産の小麦の製造量が増えていることから今後は地元の小麦を使う割合を

増やしていきたいとしています。

今回新たに4つの事業所が認定を受けたことで、

小諸市地産地消推進協力店・事業所の数は18となりました。

小諸市地産地消推進協議会では、さらに多くの店舗や事業所に参加してもらうとともに、

今後ホームページの立ち上げなどを行い、地産地消をより広くPRしていきたいとしています。