17日(日)、耳取公民館では美里少年剣道クラブの練成大会が行われました。

 

まず始めに開会式が行われ、クラブに所属する中学3年生の篠澤有希(ささざわ・ゆき)さんが、

剣士宣誓に立ちました。

また式では、美里少年剣道クラブの指導者2人による模範演武が披露され、

選手たちは、無駄のない美しい動きや鋭い太刀さばきを真剣な眼差しでみつめていました。

続いて、選手たちも演武に立ち、日頃の練習の成果を、会場に集まった人たちに向けて披露しました。

式が終わるといよいよ試合が始まりました。

美里少年剣道クラブは、青少年の健全育成を目的に、耳取区の育成会が

昭和44年に立ち上げたものです。

現在、耳取・森山・市の三岡地区を中心に小学生から高校生まで29人が所属しています。

この大会は、クラブに通う子どもたちの練習の成果を発表する場として、

毎年、この時期に開かれているものです。

 43回目を迎えた今年は、小学生11人、中学生10人、高校生6人の計27人が参加しました。

試合は、小学生の部と中高生の部に分かれて、それぞれトーナメント形式で勝敗を競います。

選手たちは、気迫ある声を会場に響かせながら果敢に相手に向かい、

互いに一瞬の隙があればすかさず技をかけるなど、白熱した試合を繰り広げていました。

また技が決まると、会場に集まった保護者や地域の人たちから選手に向けて大きな拍手が送られました。

 熱戦の結果、小学生の部 優勝は、高地 竜輝(りゅうき)君、

中高生の部 優勝は、関本遥介(せきもと・ようすけ)さん、となっています。

 

美里少年剣道クラブでは、昨年11月に、少年剣道の振興に実績を上げている団体に贈られる

「少年剣道教育奨励賞」を受賞し、この日には、受賞の報告も行われたそうです。

 なお、美里少年剣道クラブでは、現在部員を募集しています。

稽古日は、毎週水曜日と日曜日の2回です。

時間は、水曜日が午後6時半から8時まで、日曜日は、午後5時から7時までとなっています。

場所は、耳取公民館です。

お問い合わせは、保護者会長 高橋聡子(さとこ)さん電話 25―2073 までお願いします。