9日(土)、西原区では、布引温泉こもろで敬老慰安会を開きました。

西原区の敬老慰安会は参加者同士のふれあいを通して親睦を深めてもらおうと

毎年区の公民館が主催して開いているものです。

この日は70歳以上のお年寄り、およそ40人が参加しました。

会場では、市内在住のシンガーソングライター、荻原崇弘さんが西アフリカの太鼓「ジャンベ」を用いて

パフォーマンスを披露しました。

荻原さんは参加した人たちとの掛け合いを織り交ぜながら演奏を展開。

参加者を前に誘導し、ジャンベを自由に叩いてもらう場面も見られました。

荻原さんから指名を受けた参加者は恥ずかしそうな表情を浮かべながらも、

ダイナミックにジャンベを叩き、会場を盛り上げていました。

続いて、荻原さんが地元をモデルにして作ったオリジナル曲「御牧ヶ原」を

ピアノの弾き語りで披露しました。

皆、荻原さんの力強い歌声に、聞き入っている様子でした。

その他、荻原さんの伴奏で「おぼろ月夜」や「春の小川」などの唱歌を参加者全員で歌いました。

皆で荻原さんのパフォーマンスを楽しんだ後は、館内にある温泉に入り、体の疲れを癒しました。

温泉で体を温めると、いよいよ宴会のスタートです。

挨拶に立った、白鳥光商(しらとり みつあき)区長は「色々な話をして親睦を深め、

1日を楽しく過ごしてもらいたい」と述べていました。

祝宴に入ると、参加した人たちは、酒を酌み交わしながら会話を弾ませ、親睦を深めている様子でした。