北信越フットボールリーグの一部に所属し、JFL昇格を目指して活動をしている

サッカーチーム「アルティスタ東御」がこのほど新監督を迎え、7日(木)に記者会見を開きました。

 

「アルティスタ東御」は、東御市を本拠地とするアマチュアサッカーチームです。

北信越9地区から8チームが参戦している、北信越フットボールリーグの一部リーグに所属し、

現在はJFL昇格を目指して活動しています。

2011年シーズンは北信越一部リーグで準優勝、

昨年2012年シーズンは4位に入りました。

また、昨年の長野県サッカー選手権大会では、決勝に進出し、「AC長野パルセイロ」と対戦するなど、

着実に力をつけてきています。

今回新監督に就任したのは、元Jリーグ選手の堺陽二さんです。

堺さんは埼玉県出身で、現在35歳。

サッカーJリーグのザスパ草津の前身である、リエゾン草津でアマチュア選手としてJFLなどで活躍。

2005年にザスパ草津のJリーグ昇格と同時に、プロ選手として草津で活躍しました。

選手引退後2007年からザスパ草津のコーチを務め、2010年にV・ファーレン長崎の

ヘッドコーチに就任し、昨年は長崎のJリーグ昇格に貢献しています。

 

会見で、堺さんは、「目標は北信越一部リーグ優勝、JFL昇格」だとし、トータルフットボールの中でも、

攻撃的なサッカーを展開していきたい。などと話しました。

また、Jリーグ昇格を決めたチームのヘッドコーチという立場から、

地域リーグの監督を引き受けた理由としては、「カテゴリーは関係なく、やりがいが感じられるかが

一番大きかった。」などと話しました。

既にチームに加わり選手たちに指導を行っているという堺監督。

選手たちの高いモチベーションを評価しており、

「1年間選手が強い気持ちを保ち続けさせるのが 監督の仕事。

自分は選手たち以上に熱い気持ちを持って行きたい。」とした上で、

今後の課題についてはこのように述べています。

北信越フットボールリーグの開幕は4月14日。

チームのゼネラルマネージャーを務める堀内和彦さんは、地域に根ざしたスポーツチームとして、

日本のアマチュアチーム代表と思ってもらえるようなチームにしていきたいとし、

アマチュアからプロの世界までを経験している堺監督の下で、「人間育成」にも

力を入れていきたいとしています。

 

アルティスタ東御では、地域貢献活動にも力を入れており、昨年は小諸市内でも、小学生を対象とした、

サッカー教室で選手たちが講師を務めた他、こもろ市民まつりにも参加するなど、

地域に根ざした様々な活動を行っています。

今年も6月に、小諸市内の小学生を対象としたサッカー教室が予定されており、

子どもたちの健全育成にも力を入れていきたいとしています。