季節の花の話題をお届けする「こもろ花めぐり」。

ここ数日の温かな陽気を受け、懐古園内二の丸跡では春の訪れを告げる福寿草が咲き始めました。

 

福寿草は旧暦の正月頃に咲き出すことから、

新年を祝う花として、元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)という別名もある花です。

今年は厳しい寒さの影響で開花の遅れが予想されていましたが、

ここ最近の暖かさで一気に花が開き、懐古園では今月6日に開花宣言が出されました。

ただ今日は、日中も気温が上がらず、数株の福寿草のみが開いているような状態でした。

懐古園事務所によると、天気のいい日が続けば、今月20日頃に見頃を迎え、

4月上旬頃まで楽しめるということです。

 

懐古園では、「四季を通じて花の咲く城址公園」を目指して、平成17年から福寿草の植栽を行っていて、

現在、園内には6000株が植えられているそうです。