15日(金)、小諸看護専門学校の生徒が千曲保育園で小児看護学を学ぶための実習を行いました。

 

小児看護学の実習は、子どもの年代別の発達などの特徴を理解し、

小児やその家族に対して看護ができる基礎能力を修得するために行うものです。

小諸看護専門学校では、実際に現場に出て健康な子どもの実態を知ることで、

看護援助などに役立てようと3年前から2年生、3年生を対象に市内の保育園で

小児看護学実習を3日間行っています。

今回は、小諸看護専門学校の2年生3人が12日から3日間に渡って千曲保育園で実習を行いました。

実習では、0歳から6歳までの園児を年齢別に分けた3クラスを

1日毎に実習生が1人づつまわり年齢ごとの成長段階を理解していきます。

3日間の実習の最終日となったこの日は、3クラス合同による絵本の読み聞かせの後、

体を動かす時間としてリトミックが行われました。

実習生たちは、園児たちと一緒に体を動かしながら園児たちがどのような動きをしているのか

年代別の成長の差を感じている様子でした。

実習生の一人は、

「健康な子がどんな成長をして、どんな遊びをしているか実際に見ることが出来てよかった。

今後の病気の子どもたちの看護援助に役立てたい」と話していました。

小諸看護専門学校の小児看護実習では、千曲保育園の他小諸市内の全保育園で実習を行っています。