小諸市議会の2月臨時会が5日(火)に開かれ、およそ8ヶ月間に渡って空席となっている副市長に、
保健福祉部長の小出幸男さんを選任する人事案が提出されました。
本会議では、栁田市長が、副市長に小出幸男さんを専任する人事案を提出し、
議会は全会一致で同意しました。
小出幸男さんは、田町区在住で、現在59歳です。
軽井沢高校を卒業後、昭和46年4月に市役所に入り、農業委員会事務局長や税務課長などを経て、
この間、小諸厚生総合病院の再構築をはじめ、医療体制の確保、ならびに保健福祉の充実に
尽力してきました。
行政経験も長く、人格識見共に適任者として選任されたものです。
議会の承認を受け、小出さんは、
「常に市民の目線に立った行政運営、市民福祉のために誠心努力してまいりたい。」などと、
副市長としての抱負を述べました。
小出さんの任期は平成25年2月6日から、平成29年2月5日までの4年間です。
平成22年4月から保健福祉部長を務めています。
8ヶ月間に渡って空席となっていた小諸市の副市長。
柳田市長は、大型事業の方針が決定するまでの間、女房役としての副市長がいなかったことは
大変だったが、事業が順調に動き出さないとお願いできない状況でもあったと振り返り、
今回、議会全員の同意を頂くことができありがたいと思う。と述べていました。
この3月で定年退職を迎える予定だった小出さん。
政策会議のメンバーである各部の部長の中で、 最も年長者であり、会議の調整役も務めていました。
今後は、庁内の調整役としての役割はもちろん、保健福祉部長として、病院再構築や
医療福祉分野の充実に力をいれてきた経験なども踏まえ、小諸厚生総合病院、
また医師会との連携の充実強化など、柳田市長の補佐としての重要な役割が期待されます。
なお、6日9時からは副市長の辞令交付が行われることになっています。