谷地原区では、毎年この時期に公民館の主催でどんど焼きを行っています。

 

会場となった区内の運動広場の中央には、去年よりも4メートル高い、

高さ15メートルの大きな櫓が建てられました。

点火の前には、神事が執り行われ、神主の祝詞に続いて区の役員達が神前に玉串を捧げていきました。

神事が終わるといよいよ点火です。

年女・年男にあたる小学6年生の子どもたちが火のついたたいまつを持って櫓に点火すると、

火は一気に燃え広がり、会場には竹が弾けるパチパチという音が響き渡っていました。

前日に4時間かけて組み立てられたというこの大きな櫓。

区の役員によりますと、櫓の高さは東信地域で一番とのこと。

大きさがあるために、火が下火になるまでには時間がかかりましたが、

繭玉を手にした子どもたちは、待ちきれない様子で櫓の炎を見つめていました。

また、広場の一角では、豚汁や甘酒、それに昨年区民らがついた餅などが振舞われ、

訪れた人たちは皆美味しそうに味わっていました。