小諸市議会3月定例会が16日(金)に開会しました。
初日の本会議では、今年度の補正予算案や
新年度の当初予算案など51件の議案が提出されました。
会期は3月19日までの33日間となります。
この日の本会議では小泉市長が
新年度に向けた施政方針の説明に
立ちました。
市長は2期目の4年間に
取り組んだ事業を振り返った上で
令和6年度に取り組む重点事業について、
政策分野別に詳しく説明。
その上で、「自然増による明るい未来」へ向けて、
若者が幸せに暮らせるまちや、親が安心して子育てができ、
子ども自身も安心して過ごせる環境整備などに
取り組みたいと述べました。
3月定例会には、
新年度の一般会計当初予算案をはじめ、
今年度の一般会計補正予算案、
それに条例案など51件が提出されています。
小諸市の新年度当初予算案は、
一般会計の総額が185億7千万円で、
今年度当初と比べて、4億6千万円
率にして2.5%の増額となっています。
一方、今年度の一般会計補正予算案は、
職員の給与の引き上げなどに要する経費や
低所得者支援給付事業、
低所得の子育て世帯支援給付事業として
2億6千万円を計上。
即決の審議となり、関連する条例案もあわせて
可決しました。
更に、今年度の一般会計は、
国の交付金の確定などにより
4000万円が減額となり、
最終的に、総額で202億8600万円となる
見込みです。
また、3月定例会には、
「小諸市手話言語条例案」が提出されました。
誰もが手話言語に親しみ、
手話言語に対する理解を深め、
手話言語が広く日常生活で利用される
まちを目指すために制定するものです。
去年9月から関係者による意見交換が進められ
このほど条例案がまとまりました。
この日の会議で
議決・承認を受けた議案を除く
残りの45件については、
今後委員会審議を経て、
3月19日の最終日に採決が諮られます。