小諸市の大道塾長野佐久道場に所属する凌聖さんが

「全日本空道ジュニア選手権大会」で見事優勝。

さらに同じ道場に所属する十河良典さんは

「全日本空道シニア選抜選手権大会」で

準優勝に輝きました。

22日(月)には市長を表敬訪問しました。

 

この日は、空道の全国大会で優秀な成績を収めた

凌聖さん、十河さん、

そして師範で、凌聖さんの父親の林忠臣さんが

市役所を訪れました。

 

出迎えた小泉市長と山下教育長は、

激励の言葉を送りました。

 

空道とは現実の闘争を想定した

21世紀生まれの新しい武道。

突き技、蹴り技に加え、投げ技、

寝技などが認められる

総合格闘技です。

安全性などを考慮し、

細かな部門に分かれ試合が行われます。

 

今回林凌聖さんは、去年11月に宮城県で行われた

「全日本空道ジュニア選手権大会」

19男子240以下級に出場。

全国大会6度目の出場で、

初の全国優勝に輝きました。

 

現在、軽井沢高校3年生で、

空道歴14年目の凌聖さん。

さんの父・林忠臣さんの指導のもと、

ストレートからのフックという変化球のパンチを武器に

全国大会に挑みました。

 

林凌聖さん

「まずはほっとしたというのと

しっかり優勝できて、

落ち着いてうれしかったですね。

相手が入ってきたところに

パンチを合わせてそれが上手く当たって

効果や有効をとれたのが決め手ですね。

自分がダメージを受けないというので

しっかり頭を動かしたり、

ステップで相手の視界から

外れたりして意識してやっています。」

 

またさんの兄・さんの存在も

大きかったといいます。

兄の洸聖さんは今回、

「全日本空道ジュニア選手権大会」と同時に開かれた

「北斗旗全日本空道無差別選手権大会」に出場。

ベスト16となり、

兄弟2人で健闘を称え合いました。

 

林凌聖さん

「お兄ちゃんと2人でよく練習して、

自分はどっちにしろお兄ちゃんより弱いので

捕まらないように少しでも動いて

相手を翻弄しようみたいな感じで。

練習でもけっこうやられるのですけど

家でもけっこういじめられて。

練習の時はしっかり相手になってもらって。

(やさしいお兄さんですか)

全然やさしくはないですけど。

高校卒業して来年から一般にあがるので

まずは体力別で優勝をして、

夢ですけど無差別の決勝で

お兄ちゃんと決勝で

当たれたらいいなと思います。」

また同じ道場に所属する十河良典さんは

去年10月に東京で行われた

「全日本空道シニア選抜選手権大会」

超重量級で準優勝に輝きました。

 

十河さんは現在47歳。

子どもの影響で空道を始め、

ことしで8年目になります。

仕事と両立させながら練習に励んできました。

 

十河良典さん

「正直実感がなかったのが素直な答えですね。

もっと強い方がいらっしゃる中で

戦えたという喜びと

まずそれが一番うれしかったかなと

というのが正直なところです。

そこに結果がついてきたという後から

準優勝できたんだなという素直な気持ちですね。

年齢問わずできるということと

親子でもできる男性でも女性でも

そして実践即すことのできるスポーツ、

格闘技だと思っていますので

これで皆さんも興味持って

見に来ていただいたり参加していただいたり

裾野が広がれば

もっと今後小諸から強い選手が出てくることを願って

自分も日々鍛錬努力をしたいと思っています。

シニアの準優勝の次は優勝、

あとは生涯現役を貫けるように

努力したいと思っています。押忍。」

 

日々レベルアップし、

初の全国優勝を勝ち取ったさん。

生涯現役をモットーに日々挑戦し続け、

準優勝に輝いた十河さん。

師範も選手たちの今後の活躍に期待を寄せています。

 

師範 林忠臣さん

「父としては当然うれしかったですね当然。

なかなかにこにこはできなかったですけど

うれしかったですね。

あと今まで自分が色々教えてきて

彼らが一生懸命やってくれたので

本当に経験年数でいうと

保育園ぐらいからやっているので、

ずっとやってきて

今回こういう結果が出たのは

すごくよかったなって。

十河のほうも本当に社会人として

すごく人を立てる人間で

決していばりちらしたりというのが

一切ない人間なんですよね。

ただ練習になると稽古している時は

他の若い勢いのあるやつに

いつも倒されているんですけど。

でも本当にそういうのも

自分の経験という形で嫌な気持ちにも

ならずやられたから

次もっとがんばろうみたいな感じで、

そういう所で大人としてすごい良い見本です。

世界大会、各日本全国の道場生の中で

出る派遣を競う訳ですけど、

そこでまず代表になれるように

今の段階では甘いので

厳しくやるしかないかなって気がします。

大道塾の長野佐久支部です。

道場生会員募集しているのですが

なかなか広がらなくて困っているのですけども

興味のある方ぜひともお問い合わせください。

お待ちしています。」