市内御牧ケ原にあるジオヒルズワイナリーでは、

今月4日(水)と5日(木)の2日間に渡り

赤ワイン用ぶどうのメルローの

今シーズン最後の収穫が行われました。

 

ジオヒルズワイナリーがもつ4ヘクタールのほ場には

8種類のワイン用ぶどうが栽培されています。

 

この日行われたのは、

今シーズン最後となる赤ワイン用ぶどう

「メルロー」の収穫です。

 

収穫作業は、4日・5日の2日間に渡り実施。

従業員やボランティアの人たちが

適正に熟しているかを確認し、

一つ一つ丁寧にぶどうを摘み取っていきました。

 

ぶどうは雨に濡れるとカビが繁殖し、

病気になりやすくなります。

ことしは雨量が少なかったため、

去年よりも収穫量が増えたのこと。

 

また、晴れの日が続き、日射量が多かったことから

糖度が高いぶどうに仕上がったといいます。

 

2日間で収穫したメルローは2トン。

今月6日から仕込みを開始し

1年半後にワインとして販売する見込みです。

 

ジオヒルズワイナリーのメルローは、

世界中の女性ワイン専門家が審査する

フェミナリーズ世界ワインコンクールで

赤ワイン部門において2年連続金賞受賞しています。

 

ジオヒルズワイナリーでは、今後も

品質のよいワインを作っていきたいとしています。

 

ジオヒルズワイナリー代表 富岡 正樹さん

「ことしはですね、やっぱり気候が普段と違ってですね、

暑さが長くて雨も少なかったので、

病気も出なくていい年になりそうです。

収穫量も多いですし、

6月の梅雨を上手く切り抜けて、

この収穫時期も台風が来なかったので

あんまり病気とかですね、

水分が多くなくていい年になりそうですね。

そうするとこれは最後の赤品種の、

ジオヒルズとしては最後の収穫なんですけど、

これで約1年半後くらいに

飲めるようになってくると思います。

いい年のワインを

じっくり長く置いといても大丈夫ですので、

そして味わって、

長い時間をかけたワインが

おいしくなると思いますので、

ぜひ小諸産のメルロー

味わっていただきたいと思います。」