小諸市議会6月定例会が3日(金)に開会。

一般会計補正予算案や

条例改正案など11議案が提出されました。

6月定例会の会期は、今月28日までの26日間です。

 

本会議の冒頭、挨拶に立った小泉市長は、

市長2期目の折り返しを迎えての所感を

このように述べました。

 

更に、外国人観光客の入国が、

条件付きで再開することが決定したことを受け、

小諸市でも、インバウンド対策として、

兼ねてから準備を進めてきた

「フランス」との文化交流などを

本格化させてきたいなどと、

アフターコロナを見据えた新たな展開への意欲を示しました。

 

6月定例会には即決の審議として、

7千100万円を追加する

一般会計補正予算案が提出されました。

 

これは、ひとり親世帯や

低所得の子育て世帯の生活を支援するための経費として、

国の給付金事業として予算付けがされたものです。

高校生以下の子ども一人当たり5万円が支給されるもので、

対象者は1300人の見込みです。

 

今月中に支給する必要があるため、

初日の即決審議となり

予算決算委員会での審議を経て、本会議で可決しました。

 

このほか、6月定例会に提出された

一般会計補正予算案の主なものでは、

企業立地推進事業に1千151万円。

市内2つの企業の用地取得や生産設備の増設などに対する

助成金が盛り込まれています。

 

また、観光地域づくり事業として、963万円。

2026年に100周年を迎える

動物園再整備の第2期整備に向けて

整備内容を精査するためのコンサルタントへの委託費として

計上されました。

 

そのほか、移住・定住促進事業、農業人材育成事業、

市民協働推進事業などに予算が計上されています。

 

これら一般会計補正予算案には

歳入・歳出で1憶9千400万円を追加。

議会で可決されれば、

総額で174億8100万円となる見込みです。

 

この日提出された案件のうち、

即決の審議となった一般会計補正予算や

報告案件など6議案をのぞき

残りの5議案については委員会審議を経て、

28日の最終日に採決が諮られます。